FREELY TOMORROWのモーションファイルに同梱したテキストの改訂版です。
第2回はこちら
色々な表情のウェストショットを
撮ったのに
特に使い所がありませんでした…
みなさんこんにちは。蔵人です。
前回の記事で体幹までは無事にトレースできました。
それでは次に足を動かして行きましょう。
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第3回 ~足~
◆足IK
◆足首が暴れる原因と対処法
◆つま先を中心に回転させるテクニック
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◆足IK XYZ座標(グローバル/ローカル)・Y軸回転(ローカル)
IKをオフにするとモーションを読み込む時にもIKオフの設定が必要になりますので、
通常のトレースの場合はIKオン(初期設定)のままにします。
初期位置とパースがきちんと合っている場合、
モデルとトレス対象の足の見た目が一致するように置いて行くと
自然にZ座標も含めた角度がわかります。

単純に見た目が重なるように置いていく
そのため、見た目を一致させることでZ位置をトレースできるよう、
初期位置とパースをできるだけ正確に合わせておくほうが楽なのです。
それでは足首のあたりを目印に、起点・頂点・終点をトレースします。
筆者のやりかたではまず接地点から接地点へX・Z座標を動かしてキーを打ち、
それから間の宙に浮いている部分のY座標を動かして登録します。
何を言ってるかわからないと思いますので、この動画をどうぞ。
モーショントレースの動画ではありませんが、
1:03~の説明が分かりやすいと思います。
動きのメリハリを出すためには
いわゆる「重力を感じるモーション」に仕上げることが肝心なのですが
簡単な方法はセンターを下げることです。
センターボーンを範囲選択してバイアス付加でY値をマイナス補正すれば
かなり重みが出ます・・・が、常に膝が曲がった状態になりますので
元動画で膝が伸びている箇所は修正する必要があり、
最初から沈み込む場所だけ選んでセンターを下げるのと
手間があまり変わらない気がしないでもないです。
さて、トレス元が前後に大きく動く場合、足が届かないことがあります。
そういったケースはすでに打ってあるセンターのキーを選択し、
Z座標をアバウトに調整して下さい。

届かないときはセンターを動かす
この時新たにキーは打たず、すでに打ったキーで調整します。
センターは大体合ってるはずなのに
どうしても足が地面に届かない、あるいは大きくめりこむといった場合は
下半身の回転がおかしいか、そもそもパースが大きくズレている恐れがあります。
一人で解決できない場合は誰かに助けを求めてもいいでしょう。
つまづくところは大体同じはずです。
VMDやVPDを書きだし、途中経過動画と一緒にデータをUPして添削を求めるか
2chの底辺スレ、したらばの初心者スレやモーションスレなどで指導を仰ぐか
メールやツイッターで筆者に連絡して頂いてもいいです
(100%の回答は約束できませんが…。)
Youtube板 http://anago.2ch.net/streaming/
したらばMMD板 http://jbbs.livedoor.jp/music/23040/
※いずれもローカルルールやテンプレをよく読んで書きこんで下さい。
「初心者だから」は通用しないので注意して下さい。
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◆足首が暴れる原因と対処法
足首がぐるんぐるんと回るのは、
センターの向き・下半身の向き・足IKの向き・足の向きが怪しいと思って下さい。
これらのうちどこかが現実にはありえない方向を向いていたりするとよく回ります。

正しい位置

【足】のY軸を回したところ

【足IK】のY軸を回したところ

【センター】のY軸を回したところ

【下半身】のX軸を回したところ
どうでしょう? 足首の向きは
足そのものと同じくらいに下半身やセンターが影響することが分かるでしょうか。
そのため、足首が暴れるのはどこかが間違っているというサイン。
無理やり足首を修正して直すのではなく、姿勢の方を見なおしてみましょう。
それでも直らない場合は、まずは初期化です。
下半身・足IK・足を初期化して、もう一度正しく回します。
初期化した後は【ボーン編集】⇒【Y値0化】をする癖をつけます。
これがズレているのに気づかず進めると後で悲惨です。
初期化して慎重に回せば大体は直るのですが、それでもまだおかしい場合は
足首ボーンを連続打ちで固めてしまう手もあります。

こんな感じで・・・。
ただし、ここでガッチリ足首を固めてしまうと
この後センターの位置を調整した場合にかえって足首がおかしくなるので、
もし足首ボーンをいじるならセンターの位置修正が終わり、
キーフレームが完全に定まってからの方がいいと思います。
二度手間になりますので。
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◆つま先を中心に回転させるテクニック
上級者でも手こずると言われたり言われなかったりする【つま先ターン】の扱い。
有名なテクニックとして「足IKとつま先IKを同時選択して回す」というものがあります。
面倒なので解説はリンク先へ丸投げです。
↑5:10~に説明あり
↑冒頭からつま先処理の話です
この小技を使えばだいぶラクになります。
●足をトレースした動画はこちら
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解説をたびたび他の動画やブログへ丸投げしていますが、
すでにある財産を有効に活用するのはMMDの根幹理念ですからね!
ついでに申し上げておくと、
そういった解説をどこで誰が行なっているのかを知っているということは、
筆者がそれだけ熱心に解説動画やブログを読んで研究している
ということの裏返しでもあるわけです。
ということの裏返しでもあるわけです。
その上でいいと思ったもの、わかりやすいと感じたものは
堂々と人に紹介していきますよ!
さて、今日は足までトレースできました。
足の位置が判明したところで
次回は重心を再度調整し、補間曲線をいじった後で
頭へと移っていきます。
それではまたお会いしましょう。蔵人でした。
つづきはこちらです