2012/02/09

モーショントレースで見る個性

今回トレスした元動画はちょっと間奏部分にクセがあって

センターで踊っているワンポさんが
スタスタ歩いて画面外に出てしまい、戻ってきてもしばらく座ったままで
ラーメン屋の店員がキレのいい動きをする様子を
恋する女子的な眼差しで恍惚と眺める、という画面がある。

↓これがオリジナルの間奏部分








































そのためこの部分をどう処理するかが課題で、
同じ動画をトレスしている他の人が途中経過を上げるにつけ
間奏の直前で切れているのを見てウムウムと納得していた。
皆ここで頭を抱えているのだ。




↓蔵人の採用した方法はソロ動画とのつなぎあわせ。
一人で踊っているモーションと強引に接続することで
モデル一人の動画に使っても違和感の少ないモーションとなるが
多人数で躍らせてもユニゾンになるのでやや地味。
つなぎあわせる時に背景動画同士の
サイズやパースの整合性を考慮する必要がある。

















↓こちらの方はその場にぺたんと座らせてリズムを取るという動き。
途端にメルヘンなふいんきになって微笑ましいが、
間奏が結構長いのでやや苦しいか。




















↓こちらはラーメン屋店員の動きに合わせて一緒に躍らせている。
センターとバックのかけあい(ハイタッチ)や千手観音も再現できていて良いのだが
それゆえ逆にソロ用としては使えないところがネック。
















こういうところで創意工夫のできる題材だと
同じモーションをトレスしていても違いが出て面白い。